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「全国高校生法学論文集2020」
優秀賞受賞

2020/07/16

「法学五輪」等の呼び名を持つ、「全国高校生法学論文集2020」(全国高校生法律討論大会実行委員会主催、有斐閣協賛)において、3年生園田紫子さん、稲垣葵さんの共同執筆による論文が優秀賞(上位5論文)を受賞しました。

2人の作成した論文は民事法部学門「消滅時効の規定について新しい改正を加えるとしたら、どんな条文が良いか」という課題に答えたものです。いじめ問題に焦点を当て、時効を5年に延ばすことを提案しました。民法をよく理解しており、事例から高校生ならではの細やかな視点で改正すべき理由を述べられているとの評をいただきました。

「損害賠償請求を困難にするいじめ被害者の精神への影響」

園田紫子,稲垣葵
中央大学杉並高校3年

【要約】現在、いじめは大きな問題となっている。いじめの内容は様々だが、そのすべてが不法行為である。不法行為による損害賠償請求は、主観的起算点から3年の期間であれば行うことができるが、実際にいじめ被害者が加害者に損害賠償請求を行った例は少ない。いじめは、被害者に長期的な精神的苦痛を与えるため、その影響下にある被害者が損害賠償請求を行うことは難しいのだ。よって、私たちは、時効を主観的起算点から5年とする考えを示す。

【キーワード】いじめ, 消滅時効, 損害賠償請求, 精神的負担

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